涙が出続ける・止まらない

涙が止まらない

涙のしずく涙には、目を守るという役割とともに、異物や汚れを排出させるという役割があります。通常、その異物や汚れを排除できれば涙は止まりますが、何らかの目の病気によってなかなか止まらないということもあります。悲しくないのに涙があふれる、目を洗っても涙が止まらないという場合には、お早めに大阪市旭区のうえの眼科へとご相談ください。

涙が出続ける・止まらない
原因と考えられる目の病気

異物混入

小さなゴミ、まつ毛などが入った時、それらを排除するために涙が多く分泌されます。通常は異物が排除されれば涙は止まりますが、花粉やハウスダストなどを原因とする場合には、アレルギー反応を起こしてなかなか涙が止まらないということがあります(アレルギー性結膜炎)。
その他、化粧品、コンタクトレンズなどが原因になることもあります。

ドライアイ

涙の分泌量が低下している、涙の層のバランスが崩れていることで、眼球を覆う涙の量が少なくなる病気です。目の表面が傷つくと、逆に目を守るために涙が多く分泌され、あふれてしまうということがあります。
またドライアイの治療として涙点プラグを挿入したために涙があふれるということもありますが、こちらはプラグを抜けば解消されます。

ドライアイについて
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結膜の病気

涙が出続ける代表的な目の病気に、結膜炎が挙げられます。ウイルスや細菌感染、アレルギーなどを原因として、目のかゆみや充血、涙があふれる、異物感、目やになどの症状が引き起こされます。
それ以外の原因としては、結膜弛緩症が挙げられます。

結膜炎について
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角膜の病気

角膜が傷つき角膜炎を起こすと、目のかゆみ、充血、涙があふれるなどの結膜炎と似た症状が現れます。

鼻涙管の病気

涙の大部分は、涙点から鼻涙管を通して鼻腔へと排出されます。この鼻涙管が閉塞すると、涙が正しく排出されずに目に溜まり、あふれやすくなります。
もともと鼻涙管が狭い・十分に発達しなかったために涙があふれるというケースも見られます。

涙が出続ける・止まらない
時の対処法や治療

涙を流す女性涙が出続けたり、涙が止まらない症状には目の病気が隠れている可能性があります。以下では対処法や治療についてご紹介します。

異物の除去

異物の多くは、優しく流水を当てるだけで除去できます。ただし、角膜に刺さったものなどについては、眼科医が顕微鏡を使って取り除く必要があります。
除去した後、感染症にも注意が必要であるため、無理に自分で取ろうとせず、お気軽に大阪市旭区のうえの眼科にご相談ください。

点眼液(目薬)

ドライアイの場合には、人工涙液の他、アルロン酸製剤、ムチンや水分を分泌促進する点眼薬、ムチンを産生する点眼薬なども有効です。
その他、細菌性結膜炎に対する抗生物質の入った点眼薬、アレルギー性結膜炎に対するステロイド点眼薬など、目の病気・症状に合わせて点眼薬を選択します。

内服薬

内服薬も、目の病気・症状に合わせた処方となります。
まぶたの腫れが強い場合の抗生物質の内服や、まぶたの痒みが強い場合の抗アレルギー薬の内服などがその代表です。

その他の治療

ドライアイに対する涙点プラグを使った治療などがあります。大阪市旭区のうえの眼科では、シリコン製プラグと、液状コラーゲンプラグをご用意しております。

涙が止まらない症状は早期に受診するようにしましょう

目の症状で悩む女性涙が止まらない症状は、実際に起こると想像以上に日常生活に支障をきたします。勉強や仕事に支障が出るといったケースも少なくありません。
異物混入、ドライアイ、結膜炎、角膜炎など、さまざまなトラブル・目の病気を考慮した診断を行いますので、お困りの際にはお早めに大阪市旭区のうえの眼科にご相談ください。